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鉛の危険性とベートーヴェンは鉛中毒だった説

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現在人類が最も汚染されている物質が鉛

実は現在人類が最も汚染されている物質というのが

「鉛」なのだそうです。

若者はなかなか知らない方も多いかもしれませんが

鉛の危険性というのは特に

いまのおじいさんおばあさん世代の方が詳しく知っており、

聞けば如何に恐ろしいものかがわかるものなんですよね。

 

特に影響を受けやすいのが「子供」。

親世代が鉛中毒というか、鉛に汚染されていると

障害を持った子供が生まれるという説は特に有名です。

 

では子供が受ける鉛の影響とはどんなものなのか?

例を挙げていきましょう。

 

子供が受ける鉛の影響

 

鉛レベルの高い児童は

成長の遅れ、知能の低下、記憶障害、難聴などの影響を受けると

言われています。

また鉛は脳に永久的な損傷を起こす危険性があるようです。

 

大人よりも子供(胎児や幼児)のほうが

鉛の影響を受けやすいと言われていますが、

なぜかというと子供の発達中の神経系にはより鉛の吸収を

促進してしまうからなんです。

大人にくらべると、子供は鉛などの重金属に対する耐性が

まだ出来ていないんですよね。

 

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鉛は子供に特に危険!

ベートーヴェンは鉛中毒だった!?

 

誰もが知るあの作曲家「ベートヴェン」。

実は彼は鉛中毒だったのではないかという話があります。

 

これには根拠がありまして、ベートヴェンの毛髪を調べたところ、

通常の100倍近い量の鉛が検出されたというのです。

 

当時のワインには甘くする目的で

白い鉛の酸化物が入っていたのと、

鉛製のコップを使って飲む、というのが

トレンドだったらしく、

ベートヴェンもそうやって大好きなワインを嗜んでいたようなのです。

 

そういえば!?ベートヴェンって難聴でしたよね?

そうです。前述したとおり、鉛の危険性の中には

難聴があります。

おそらくですが、ベートヴェンは鉛の影響で

難聴になっていた可能性が高いんですよね。

 

あれだけの才能がありながら当時の流行り如きでやられてしまうとは...

(ちなみに当時の貴族はそんな鉛のせいで結構早死にだったらしいです)

 

でもなぜか、鉛入りのクリスタルガラス製のコップで

飲むほうが飲み物がおいしいらしいですよ。

私もバカラグラスを持っていますが、

やっぱり、普通のジュースでもなんか美味しいんですよね。

プラシーボの可能性も高いですがね笑

 

なんかずっしりとした重さとかがそうさせるのでしょうか?

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バカラグラスは鉛が入っているけど安全なの?

 

さて、鉛の入ったグラスといえば「バカラ」です。

バカラ」=「クリスタルガラス」=「鉛」ですよね。

バカラのクリスタルガラスには「酸化鉛」が

30%以上含まれていると言われています。

 

これは本当に危ないんじゃ...でもそんな危ないのを製作して

販売するか??ちょっといろいろと考えてしまいますが、

知らずにいるというのもなんだか不安なので

恐る恐るネットで調べてみることにしました。

 

すると、どうもクリスタルガラスに含まれる「酸化鉛」が

溶けて人体に影響を与えることはまずないそうです。

 

ですが、一応滅多に使わないようにはしています。念のため。

 

鉛って本当に危険らしいので、皆さんも

あまり素手では触らないほうが良いですよ!

素手でさわるくらいはセーフだけど、

そのあとなにかしらの行動で体内に入るとアウトらしいです)