FXの両建てってあり?無し?
両建てっていうのは、
買いと売りを両方同じ通貨で持つことです。
USD/JPYだと
109.12で買って、109.11で売りも入れるといった具合です。
これじゃ儲からないんじゃ?
やる意味あるの?
こんな疑問が出てくるのはごもっともです。
今回は、両建てについての
体験談をいただきましたので
紹介したいと思います。
両建て体験談
FXは為替レートがどちらに動くかを予想するだけの
シンプルな投資商品です。
にもかかわらず先のことを予想することは難しく、
上手く勝てない人も多いかもしれません。
もし何度やっても負けてしまうというのであれば、
両建て取引を試してみると良いでしょう。
実際に両建て取引を数年にわたって実践していますが、
安定した収益を稼ぎ出しているのでおすすめです。
FXの両建てとは、
利益が出ているポジションに対して、
その逆のポジションも持つという手法です。
こうすることで万が一相場が逆に動いたときでも、
利益を確保できるため損失を被ることがありません。
ここで重要なのが、
いつ両建てをするのかということです。
逆のポジションを持つタイミングによって、
収益も変わってくるからです。
おすすめなのが、
トレンドが止まったように思えるタイミングで持つことです。
例えば相場が急落したとき、
どんなときでもある程度動いた後に落ち着くタイミングがあります。
そこで逆のポジションを持つようにします。
これにより、そこからさらに動いたとしても
利益を得ることができるのでおすすめです。
まだポジションを持っていないときでも、
両建ては非常に有効です。
アメリカの雇用統計などが発表されるときは、
全世界の投資家が注目するため非常に大きな動きが見られます。
ここで流れに合ったポジションを持てば一気に稼げますが、
そう簡単には予想できません。
そこで指標が発表される10分前ぐらいに、
両建てのポジションを持ちます。
発表後の動きを見てから、
マイナスとなった方のポジションを損切りし、
プラスのポジションの益を伸ばすというものです。
コツとしては、発表後すぐに決済するのは難しいため、
あらかじめイフダン注文を入れておくことです。
今のレートから20ポイントほど動いた位置に注文を入れておけば、
利益が出る方のみポジションを持つことができます。
雇用統計などは30分も経てば相場が落ち着きます。
そこであらためて両建てをすれば安心です。
体験談おわり
両建ての仕方
両建ての仕方にも色々とあるんですね。
同じくらいのレートでは持たずに
トレンドが終わったときに持つといったり、
雇用統計前に両建てで持っておくとか。
雇用統計の場合は確かに
リアルタイムで損切りするには無理があります。
なぜかというと、
業者によってスプレッドが数円単位で開きが出るからです。
こういった場合にもイフダン注文が有効なんですね。
両建てのメリット
両建てのメリットとしては
やはりどちらに動いても痛くもかゆくもない、
といったところですかね。
どちらに動いてもとりあえず利益が出る。
同時に損失もでますけど。笑
初心者には少し難しいかと思いますが、
トレンド転換など相場観がある程度わかっていたら
やり方によってはアリかもしれません。