先日ディーラーよりA180を代車としてお借りしましたので
ガソリンモデルであるW177 A180のレビューをしてみたいと思います。
W177 A180ってどう?
まずは良いところ
- コンパクトで小回りが利く
- 街乗りは軽快で不足をさほど感じない
- なんといってもアンビエントライト
コンパクトで小回りが利く
最小回転半径が5.1mと私のCクラスと同じなのですが、
ボディがコンパクトなのとホイールベースが短いことで
非常に小回りの利く運転しやすい車です。
全幅は1800mmですが、
「これほんとに1800mmある??」ってくらい大きさを感じさせません。
1800mmっていったらトヨタのクラウンと同じですからね。
本当に運転しやすい車という印象です。
街乗りは軽快で不足を感じない
このA180は排気量が1331ccと今までのメルセデスにはないほどの
小排気量で、実際どんなもんだろう?っていう疑問は持ってました。
まあしかし、運転してみてあまりに自然なフィーリングに驚きました。
とりあえず街乗りではパワー不足を感じることはほとんどありません。
もう、これ200dじゃないよね?180だよね?ってくらいです。
高速道路になればノイズが煩かったりパワー不足に感じることはあるかと
思いますが、街乗りでは以外??にも良い意味で「普通」でした。
なんといってもアンビエントライト
もうこの車の醍醐味といえば控えめにいっても7割くらいココですよね。
夕方日がくれてから返却したのですが、その時にようやくアンビエントライトが
本領発揮してくれました。
これみたらもう「そりゃ売れるわ!」です。このアンビエントライトが良くて
購入したいと思う人は結構いると思います。
カタログやYOUTUBEとかでは見てましたけど、実際に目の当たりにすると
オシャレ過ぎでしたね。
しかも64色だけじゃなくてマルチカラーとか多色の組み合わせも出来るんです。
ここだけは上位車種に勝っている部分かな?
A180の悪かったところ
悪かったところはこちら
- シートが硬く腰痛持ちにはつらいかも?
- ロードノイズは結構入ってくる
- 微妙な異音がところどころで鳴る
シートが硬く腰痛持ちにはつらい?
レカロのようなスポーツ仕様のシートなのですが、
座面と背面が底つき感を感じるほど硬く、20~30分ほどの運転で
めちゃくちゃ腰が痛くなってしまいました。
ランバーサポートを調節してなんとかマシになりましたが、
腰痛持ちの方にはつらいシートかもしれません。
しかしそんな腰痛持ちの方でも快適にドライブできる素晴らしい商品を
見つけました。なんとYANASEとテンピュールの共同開発!
これなら絶対腰は痛くなりません!
ロードノイズが結構入ってくる
エントリーモデルなのでここは仕方がないのですが、
ロードノイズは結構入ってきます。
やっぱりいろんな部分でもいろんな意味でも軽さを感じますね。
振動もそこそこ拾いますし、段差のショックも大きめです。
微妙な異音がところどころで入る
内装のビビリ音といえば、どの車もあるあるですが、
このA180も例外ではありません。
運転席前のダッシュボードから小さく「カタカタカタカタ...」と
聞こえてくることがありました。
あと、自動運転(ディストロニック)を試していた時に、
前走車がブレーキをかけ自分にもブレーキがかかった瞬間、
後輪あたりで謎の「ガタガタ音」がありました。
なにかよからぬモノを踏んでしまったかのような音で一瞬焦りましたね。
正確には「ガタガタ」ではなく、「ガッガッガッガッ」という音です。
大丈夫か!?壊れてないか!?と少し心配になりましたが、
それ以降は大丈夫でしたので、たまに出る音なのかもしれません。
燃費は良い
下道のみの走行でしたが、素晴らしく燃費が良かったです。
それがこちら
リッター14.5km!
正確には14.5~14.9位を行ったり来たりしていました。
下道のみでこの燃費は非常に素晴らしいと思います。
A180の燃費はディーゼル並み!!
ちなみにカタログ値はWLTCモードで15.2km/lです。
W177 A180は買い!?
Aクラスを買うなら200d一択だと思っていた私でしたが、
A180のガソリン車も悪くないと思いました。
今回挙げた悪いところに関しては、
エントリーモデルということもあり仕方のない部分でもありますので
そこが許容範囲ならおススメ出来る車ですね。
長距離は乗らないっていう方でしたらきっと最高の車になると思います。
とにかくアンビエントライトだけでも見る価値がありますので
少しでも気になる方は是非お近くのディーラーへ試乗に行かれては如何でしょうか!