ついに発売されました!
Acoustune AS2000 Lightning Adapter
iPhone(lightning)用の変換アダプターなのですが、
このアダプターの特徴として2.5mmや4.4mmのいわゆるバランス端子でも
カートリッジ式を採用することでiPhoneで直接使用可能になったというところ。
但し残念ながらバランス駆動にはならないそうです。
まぁそれはさておき、今ある資産を無駄にしない、という意味でも
iPhoneを所有するオーディオ愛好家にとっては持っておいて損は無いかも??
それでは早速レビューしていきたいと思います。
MFI認定取得 ハイレゾ音源対応のLightningアダプター
このAcoustune AS2000の特徴の一つとして今や当たり前となったハイレゾ音源を
ほぼロスレスで出力可能とした変換アダプターであるという点があります。
早速私のイヤホンでAMAZON MUSIC HDを聴いてみることに。
ちなみに私のイヤホンは過去記事でも紹介している
Campfire Audio のANDROMEDA後期にEffect AudioのGrandiosoのリケーブル
(バランス仕様の2.5mmジャック)です。
私が普段よく聞いている「ULTRA HD新着楽曲」より数曲。。。
バランス端子であってもバランスにならないこともあってか、
音質は悪くはならないが、これを繋いだからといって特段高音質になるって
いうわけではなさそうです。
曲の隅々まで音数や音像、定位、解像度を
★の数で表すとすると(5段階評価)
解像度 ★★★★
音像 ★★★
音数 ★★★★
定位 ★★★
(ほぼiPhone直挿しの印象と同等です)
イヤホンの素性が良いので、これでもそこそこ高い評価になっているわけですが
やはりアダプターだけでiPhoneの実力を超えるわけもなく・・・
ロスレスという音質を損なわないってところがこのアダプターの特徴なのであって
以前より音質が良くなるっていう過度な期待は持たないほうが良さそうです。
iPhone直でmmcx端子等で音質を良くしたいのであれば
こちらのORB Clear force Ultimate mmcx Lightningという選択もアリです。
外部ノイズ耐性を向上するデュアルメタルジャケット採用
ずっしり重量感を感じるメタルジャケット仕様で
外部ノイズを遮断することでクリーンな音質を実現しているようです。
確かにノイズに強そうなのは手に取ってみた感じからして、
如何にも良さげな印象です。
オーディオの制振効果ってほんとにノイズに効くんですよね。
この頑丈さが信頼の証といったところでしょうか。
実際に曲を聴いている途中でも本体が頑丈であることから
タッチノイズは皆無だったし、
無音部の静けさからSN比の高さも伺うことが出来ました。
特殊ケブラー皮膜を採用した高純度8芯OFC線ケーブル
ケーブル部には同社Hi-FiイヤホンであるHS1300SS付属ケーブルARC61と同じ、高純度8芯OFC線を採用したことでより自然なサウンドを実現。また、断線リスクを回避する為、ケーブル部の皮膜に耐久性の高い特殊ケブラーを採用しています。
断線しづらい構造ということで、確かにケーブル部まで頑丈な作りですね。
ですが、ケーブル自体は大変しなやかに曲がりますので
取り回しが悪いということはなさそうです。
まとめ
この製品を購入してメリットのある方は
4.4mmや2.5mmのバランスケーブルを日々使用している
iPhoneユーザーの方、ですかね。
もちろん3.5mmの通常のイヤホンをお持ちのiPhoneユーザーの方にも。
とにかくこれ1個持っているだけで
どんな端子のケーブルでも対応が出来てしまうところが
この製品のなによりのメリットだと個人的に思っています。
やっぱり2.5とか4.4を普段使ってると、わざわざ3.5に変更とかしないですよね。
ていうかなんでバランスをアンバランスに変える必要がある?ってもんです。
これで出先でiPhoneだけでもお気に入りのイヤホンで聴くことができるわけですよ。
おまけにハイレゾ対応でノイズに強く耐久性抜群ときたらもうね、
iPhoneユーザーのオーディオ愛好家の皆さん、
とりあえず1個持っておくって選択、私はアリじゃないかなと思います!