前回のW206のレビューで書ききれなかったことを
今回は書いていこうと思います。
メルセデスベンツW206 レビュー補足
前回挙げた良いところとして
- 静粛性の向上
- 車体の剛性が上がった
- 低速域の加速がスムーズになった
- バックカメラ(360°カメラ)がキレイ
- 内装の質感
などを挙げました。
今回はそのほかに個人的に良かったこととして、
- ディスタンスパイロットディストロニック(自動運転)
- 4MATICの足回りの安定性
- パークトロニック(障害物センサー)の感度
これらについてちょっと書いてみたいと思います。
ディスタンスパイロット・ディストロニック&ステアリングパイロット
長い名前ですね。いつこんな名前になったのか。。。
この機能はメルセデスベンツの運転支援システム(自動運転)の機能で、レーダーとカメラで前の車に追従していきます。
速度設定は30km~200km、作動速度範囲は0~200kmということで、前の車が停車するとこちらも停車します。確か30秒くらいの停車だったら、前の車が発進するとアクセルを踏まなくても自動で発進したんじゃなかったかな?と記憶しています。
で、これはメルセデスベンツの中では、とくに真新しい機能ではないのですが、何が先代から進化したかといえば、今までハンドルを握っていないと警告音が出て、それでもハンドルを握らないでいると自動運転がキャンセルされるというお約束がありました。
それが、今回のW206からは、ハンドルに片手だけでも触れているだけでOKになったのです。(現行のEクラス後期や新型Sクラスも同じ機能になっています)
私のE300はまだ握ってないとアラームがでるやつでして、今回初めて新しい機能のを高速道路で試してみたわけですが、これが超快適で...
ここでも「いいな~楽だな~欲しいな~」と思ったのでした。
FRよりも4MATICにするべき!?
メルセデスベンツの4MATICというのは、その言葉からも想像できますが、4WDつまり4駆という意味です。
今回お借りした車がC200の4MATICでして、FRよりも4MATICのほうが足回りに安定性があるのを素人の私でもわかってしまうのです。
安定性?どんなところが?と思われるかもしれませんが、直線をまっすぐ運転しているだけでも、一体感というか剛性の高さをFRよりもより感じることができますし、そこそこきついカーブでも、驚くほどロールが少なく安定して曲がることが出来ることを実感できるのです。
けっこうな急カーブを時速60kmほど出して、そこで一切ブレーキをかけなくても安定して曲がれてしまうのには本当に感動します。(けっこうな急カーブってどんなんだよ?て感じですがw)
他の車種でも代車で4MATICを借りたり、試乗もしましたが、やはり4MATICはFFやFRとは走りの安定性が一味違います。
私が次に車を購入するなら、もう断然4MATICです!
パークトロニック(障害物センサー)はW205よりも感度良し
さて、最後になりますが、障害物センサーの感度が先代のW205よりも上がっていて、私のE300と同等になっています。
といいますのも、私が以前乗っていた前期W205では反応しなかった低い縁石にもしっかりと反応しているのです。(自宅の駐車場で実感)
人によっては駐車中「ピーピーピーピー」うるさいという人もいそうですけど、個人的にはなるべく反応して鳴ってほしいので、鳴ってくれていると安心します。
と、いうわけで、新型CクラスW206に死角無しと!
W206欲しいな~とは思うのですが、個人的には来年発表されるであろう新型GLCに注目しています。次買うなら新型GLCの4MATICが良いな~といまのところ考えています。