ここ最近、ていうか今日の円高、日経平均株価の暴落、皆さんどうですか?
私も積み立てNISAやっているのですが、今日どうなっているのか覗いてみると、想像通り散々な結果となっておりました(笑)。
さて、NISAなんてやらなきゃよかった~と思ってる方、もう損切してしまおうかと思ってる方、すでにそうした方等々、色んな方々がいらっしゃると思います。
今回は株価暴落で損失を出してしまったときの積み立てNISAの対処法、といいますか、心持といいますかそういうことを書いてみたいと思います。
円高&日本株暴落で損をしてしまった場合の積立NISAの対処法
1. 長期投資の視点を持とう
積立NISAは、長期的な資産形成を目的とした制度です。
そのため、短期的な市場の変動に一喜一憂するのではなく、長期的な視点を持つことが重要です。
株式市場は、過去のデータを見ると短期的には大きな変動があるものの、長期的には成長してきたケースが多いです。
例えば、リーマンショックや新型コロナウイルスのパンデミックなど、大きな経済危機があった際も、その後の数年間で市場は回復し、成長を続けています。
短期的な損失に対して冷静に対応し、長期的な成長を見据えた投資を継続することが大切です。
2. 分散投資の重要性
投資の基本原則の一つは、リスクを分散することです。
特定の銘柄や業種に集中して投資をすると、その銘柄や業種のパフォーマンスに大きく依存することになります。
これに対して、国内外の株式、債券、リートなど多様な資産クラスに分散して投資をすることで、一つの銘柄や業種の悪影響を軽減し、リスクを抑えることができます。
例えば、日本の株式市場が低迷しても、外国の株式市場や債券市場が好調であれば、全体のパフォーマンスを維持することができるでしょう。
分散投資を徹底することで、安定した資産形成を目指しましょう。
3. 継続的な積立の効果
積立NISAでは、一定額を定期的に積み立てるドルコスト平均法が採用されています。
これにより、市場のタイミングを気にせず、長期的に資産を増やすことができます。
ドルコスト平均法は、市場が上がっている時も下がっている時も一定額を投資することで、購入単価を平準化し、リスクを分散する効果があります。
市場の高低に関わらず、一定額を継続的に積み立てることで、短期的な市場の変動に左右されずに、長期的な視点で資産を増やすことができます。
この方法は、投資初心者にも取り組みやすい戦略として広く推奨されています。
4. 自分のリスク許容度を確認する
損失が発生すると精神的に不安になることがあります。
自分のリスク許容度を再確認し、投資方針を見直すことも重要です。
リスクを取りすぎている場合は、より安全な資産クラスにシフトすることも検討してください。
投資は長期的な視点を持ちつつも、自分の精神的な健康を保つことが大切です。必要に応じて、投資アドバイザーに相談することも一つの方法です。
またリスクに関して、元々投資というものは、余剰資金でやるものですから、よくSNSなどで見かける「銀行に貯金しておくくらいなら投資に回せ~」的な言葉にまんまと引っ掛からないようにしなければいけません。投資もリスク含めて計画的に、です。
5. 経済状況をモニタリングする
今後の日本経済や円高・円安の動向も注視することが大切です。
これにより、必要に応じて投資戦略を修正することができます。
経済指標やニュースを定期的にチェックし、情報に基づいた判断を行うことで、より効果的な投資が可能となります。
市場の変動に対応するためには、情報収集と柔軟な対応が求められます。
ちなみに、いま完全にトレンド転換して今まで円安基調だったのが、円高基調へと明確にシフトしました。今後アメリカ大統領選挙もあり、トランプさん当選すると、更に円高が進むのでは?といわれています。
まとめ
積立NISAを続けるかどうかの判断は、自分の投資目標やリスク許容度に基づいて行うことが重要です。
長期的な視点を持ち、分散投資を継続することが推奨されますが、個別の状況に応じて専門家に相談することも一つの方法です。
市場の変動に対して冷静に対応し、長期的な成長を目指して投資を続けることで、安定した資産形成が可能となります。