オーディオテクニカのレグザットを入手したので
早速メルセデスベンツw213 Eクラスに、Apple Carplayで使ってみました。
レグザット AT-RX97USBとは
レグザット AT-RX97USBとは
・オーディオテクニカのサウンドコントロールアダプター、AT-RX97USBです。
・USB端子に挿すだけで信号と電源のノイズをカットし、本来の音源のまま、歪みの少ない高解像度サウンドをお楽しみいただけます。
・電源ラインには強力なコモンモードノイズフィルター回路と、OS-CON+フィルムコンデンサー2基により高精度に音をコントロールするノーマルモードノイズフィルター回路を構成しています。
・端子形状は汎用性の高いUSB Type Aプラグ-USB Type Aジャックを採用し、USB電源を使用しない機器でも音質改善効果を発揮します。
・金メッキコンタクトで高耐久性・高信頼性で最大90°Cまでの耐熱仕様になっています。
簡単にいえばノイズフィルターで、
余計な信号のノイズを均一に揃えてくれることでカーオーディオの音質を
グレードアップさせてくれる代物です。
こんなUSBに挿すだけのもんが23000円もするっていう...
それだけに箱からして立派なパッケージングです。
持ってみると、アルミ削り出しのボディということもあり
ずっしりとした重みを感じます。こういった作りが制振効果を生み出し
高音質化にも一役買っているものと予想されます。
とにかく、音が良くなりそうなしっかりした作りです!
入力部、出力部は共に金メッキ仕様となっています。
USBはオスメスともにAタイプです。
AT-RX97USBの効果は!?
ライン信号を上のような安定してノイズの出ないものに変換されることで
音質が向上するという仕組み。
オーディオの世界では常識ですが、心臓部ともいえる電源部が如何にクリーンかつ
安定的な供給がされているかで音の良し悪しは雲泥の差となって現れます。
それをカーオーディオでやってしまおうというのがこの商品であり、
今までありそうでなかった代物ですね。
最近はハイレゾの音楽聴き放題系サブスクが充実してきたこともあってか需要が増え
いよいよこのような製品が開発されたというところか。
気になる効果ですが、
つないでいきなり違いがわかりました。
入力部が強化されたことでやはりノイズに強くなったせいか
SN比が向上しているのがわかります。
静けさが増すことで解像度が上がったように聴こえ、特に高音の変化は
顕著で音の輪郭に鋭さを感じるようになりました。
とはいっても「サ行」が刺さるほどキツイものではなく、ちょうど良いもので
車内にロードノイズが入ってくる道路でも音抜けの良さを実感することができます。
音の締まりが良くなる
ノイズが整えられたせいか、音の滲みがより無くなりビシっと高域から低域まで
締りのある音に変化します。
聴きやすさが向上し、スッキリ感もあるのですが、
音が痩せてしまったり、ボリュームを2つくらい上げなくてはいけなくなったような
感じは一切ないのが凄いところ。
このあたりの味付けはさすがオーディオテクニカといったところ。
Apple CarPlayで効果を実感
直接USBスティックにWAV形式で曲を保存して使用するカーオーディオのために
開発されたものなのかもしれませんが、
iPhoneからのApple CarPlayでも音質の違いははっきり感じ取ることができました。
やはり入力部のノイズ対策って大事なんですね。
ということで、今度はUSBケーブルにもこだわってみたくなりました。
また高音質USBケーブルを購入したら、
改めてその相乗効果をレビューしてみたいと思います。