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車の静音化というか防音で最強の防音材はこれ

 

防音効果が最も高い材料といえば鉛シート

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車のデッドニングや静音化で最も防音効果の高い物質といえば、

鉛シートです。

 

物凄くコストがかかりますが、効果はどの防音材よりも上です。

というのも鉛はとても比重が大きい(簡単にいえば重量がある)ためで

重量がある=防音効果が高いということは覚えておくべきです。

良い車になればなるほど、それなりの防音材を大量に使用して

静粛性を高めているわけですが車の重量もそれに比例して重いですよね。

ま、良い車に鉛が使用されているかどうかはわかりませんが

静粛性を上げるには、それなりの重量物を投入しなければ効果は出にくいです。

 

防音材のほとんどが低音を防げていない!?

特に軽い防音材としてシンサレートがメジャーですが、

あれは高周波には効果がありますが、中、低周波には全くと言っていいほど

効果がありません。

あと、メジャーなものとしてエプトシーラーも似たような感じです。

だからといって重量があるからといって制振材を遮音材代わりに使っても意外にも

音は透過して侵入してきてしまうんですよね。(特に貼り付けが甘いと無意味に近い)

ちゃんと遮音効果があり、それなりの重量物のあるものの代表格が

「鉛シート」なんです。鉛シートを遮音材として使う、これほどの贅沢はないですが、

これほど効果があるものもないってことです。

 

鉛シートは取り扱いに注意!

鉛と聞いて、いい大人は大体知っていると思いますが、

「鉛中毒」という大変怖い症状があります。

詳しくは鉛中毒のページをご覧ください。

ja.wikipedia.org

作業するときは必ず軍手とマスクをするべきです。

直接手で触っていると経皮毒といって皮膚から毒素が入り危険ですし、

匂いで気分が悪くなる人もいます。

あと、素手で触ってそれで手を洗わずに食事をしたり、目をこすったり

口になにかしらで入ったりするのもヤバイです。

 

出来れば0.5mmが欲しいところ

さて、鉛シートの厚みですが、

0.3mmならそこそこのコストで購入することができます。

しかし抜群の効果を出すなら断然0.5mm(あるいはそれ以上)です。

これは私の経験からも間違いないです。

やはりそれだけ重量も増すってことで、効果も倍増します。

 

センターコンソールや座席を全て取っ払い、床前面に鉛シートを

貼り付けた経験がありますが、そのロードノイズの消音効果は絶大でした。

しかし、その後風切り音とエンジン音のうるささがやけに目立つという

「負のループ」に陥ってしまったわけですが・・・

 

ということで、今回は最強の防音材「鉛シート」を

簡単ながら紹介させていただきました。

とはいってもなかなか鉛シートなんて手を出す人いないですよね?

鉛シートで静音化やろうって人、もう神ですよ。マジで。

てことで次回はコスパ抜群の静音化について書いてみたいと思います。