面接は志望動機で決まるといっても過言ではない
転職活動において面接試験は必ず行われるものですが、
その中で最も聞かれる可能性が高いのは志望動機です。
面接官が面接試験で最も重要視しているのは、
応募した人がどのように働きたいと思っているのかという意識の高さです。
求人に対して応募してきたのですから、
ある程度は志望動機を持っているのは間違いありませんが、
その中でもより成長意欲の強く、
積極的にレベルの高い仕事に取り組むことが出来る人材を
採用したいと思っているものです。
自己アピールも大事ですが、志望動機はより的が絞られているので、
面接官も評価がしやすいという面があります。
働ければどこでも良いと思われたらTHE END
少し悪い言い方をすれば、
「別にこの企業でなければいけない」ということはなく、
「給料がよくて休みが多いところがいいか」という人もいます。
ただあまりにも正直にそのまま伝えてしまうと
転職に失敗してしまう可能性は高くなるので注意が必要です。
ネガティブな内容を避け、ポジティブを主とすることが重要
面接時に志望動機を言う際に大事なのは、
マイナス面ばかりではなくプラス面を主とした内容にすることです。
前の会社の労働条件が悪かったことではなく、
もっと責任のある仕事がしたいなど、
新しい会社に入社してからの事を話すと良いでしょう。
ポジティブな展望を話すと共に、具体的な志望動機を提示することが、
説得力のある自己PRにつながります。
具体的な意欲を示す
ただ仕事を頑張るといった言葉だけでは、
面接官に気持ちが伝わりませんので、
ここで何をしたいのか、
どう頑張りたいのかを具体的な内容を添えて説明しなければなりません。
ただし、給与や、祝日、勤務時間等を志望の動機として話すのは即物的過ぎますので、
面接官の評価が、かえって下がってしまう可能性があります。
良い印象を与えためには、
本音を入れながら上手くアピールできるような志望動機にすることが重要になります。
企業のためだけでは△、社会に貢献したい〇
このように、面接時のポイントはいくつかありますが、
一番重要な事は「企業のために頑張る」ではなく、
「社会に貢献したい」というアピールをすることです。
社会に貢献したい気持ちをアピールするということは、
企業価値がある、
仕事に積極性をもって取り組む姿勢があるといった側面を見せることができますので、
面接官にとっても採用したいと思わせるポイントになるはずです。
企業にとっても、お客様にとっても、
そして自分にとってもメリットがある転職を意識することで、
どんな質問に対しても的確に答えることができるようになります。
転職は単純に勤める企業を変えることだけではなく、
自分の人生そのものを変えることと捉えることが重要となります。