[一体なにと闘っているのかという疑問]
人は競争に巻き込まれるととかく、
学歴、資格、一流企業への就職、容姿やブランドといった
小さなステータス競争をしたがるものです。
ですが、これは既に
「主語を間違っている」
と解釈できることもあります。
起業家の主語は、自分の人生を生きることであり、
自分の好きを仕事にして人々に貢献することではないでしょうか。
[非競(ひきょう)という卑怯な選択は正しい]
これはとある企業の掲げる理念です。
人もビジネスも、
競争に巻き込まれた時点で負けているといっても過言ではありません。
考えてみてください、
いつの時代も安定的な成功を収めているビジネスは、
競争させる側に回っているビジネス、
もしくは、競争しないビジネスです。
これはスモールビジネスにもいえることで、
仕事の取り合いはピザのパイ生地の取り合いと同様のことなのです。
「あなたから買いたい、あなたに依頼したい」
こう言ってもらえるような信頼されるポジションを確立しましょう。
[何が目的か]
家族や親族、友人、同僚に馬鹿にされたくないばかりに、
学歴や職業で競争を繰り広げるシーンは見るに絶えないものです。
しかし考えてみてください。
起業家の人生の目的は違うところにあります。
ちなみに、長者番付上位の常連である斎藤一人さんは中卒です。
MBA取得の競争に巻き込まれている大多数の傍ら、
漢方薬を売り捌いていたことは大正解というわけです。
[まとめ]
数ある企業が生き残っている背景には
前述した
「あなたから買いたい、あなたに依頼したい」
という信用・信頼から成り立っています。
そこに競争はありませんし、
学歴やブランドなんてものはどうでも良い話です。
起業家の目的は
何のために企業したいのか
何を実現したいのか
ということであり、
それを具体化していくことだといわれています。
競争に巻き込まれることがあっても、目的を見失わず
「何をするべきか」「何が目的なのか」を考え、
優先順位を間違えないことが大切ですね。